先日、アメリカの著名なゴルファーに離婚の危機が噂されました。その中で、「離婚の場合、妻が何億円の金員を請求できるとの約束が存在する」との報道があり、アメリカは、夫婦が早い時期から離婚の際の条件を決めているのかと驚いた人もいたようです。
日本でも、夫婦財産制度というこれと似た仕組みがあります。これは、結婚前に夫婦間で財産の管理処分を取り決めて、登記するものです。これで、離婚の際の財産分与などを決めるのは困難だと思われますが、中高年の方の再婚などの場合は、有効かもしれないので、一考の価値があるでしょう。
この契約は、結婚後変更出来ないとされています。変更できないことが、長所でもあり短所でもあります。
そこで、上記の夫婦財産制度とは別な「婚姻契約」というものを考えてみてはどうでしょう。
これは、特に方式があるわけではないので、夫婦が自由に決めて良い契約です。
たとえば、こんな内容でも良いです。
1.夫婦は、互いに明るい家庭を作る。
2.掃除、炊事などの家事は分担する。詳細は別途定める。
3.夫婦が獲得する給与は、互いに自分たちの固有のものとし、夫婦共同生活のため互いにその60%を供出し、妻が管理する。
妻は、支出について、家計簿を作成し、夫の要求があれば、これを資料とともに開示する。
4.妻の実家、夫の実家への贈り物は、それぞれ固有の財産から出費して行う。
5.互いの結婚記念日には外食する。
これを書面にして、第三者の立会人を付けると契約書らしくなります。立会人には、弁護士を頼むと若干の費用がかかりますが、アドバイスも受けられます。結婚披露宴などで、この契約書を朗読するなどイベントとして活用するのも現代的ではないでしょうか。